百円ショップに行ったら起きあがりこぼしみたいな猫用のおもちゃがあったので買った。
…というのをすっかり忘れていて、キャビネットの奥に放置されているのを、昨夜偶然発見したので出した。

百円ショップなのに三百円だったこの商品は、どこから見ても安っぽく、すぐに壊れてしまうように見えた。百円ならいいけど三百円も出したのにすぐに壊れてもらっては困るよ、と貧乏心がざわざわする中、猫たちの様子を見る。

どうやらビビは惹かれないらしい。匂いをくんくんと嗅いだあとは遊ぶこともなく、すん、としている。

Mr.遊び猫(色々意味が違う気がするが)のアレンはすかさず遊ぶ。
魂を抜き去られたネズミの形をした物体にも、意味もなく転がり続ける紅白のボールにも心躍らせている。



多少は遊んでくれるかも…とは思ったけれど、思いのほか遊んでくれてホッとした。ネコのおもちゃを増やしすぎると夫が嫌がるが、だったら大好きなリボンでもっと遊んでやってくれよと思って無視して買った甲斐があった。1歳11か月のアレビビ、まだ幼くてかわいい。
