3月のはじまりは。

昨日は娘の卒業式だった。

日曜日までの大雪で圧雪となった道路は、急上昇した温度と太陽の光でぐしゃぐしゃになっていた。
朝、入る時間が違うからとそれぞれ行く約束をしていたのに娘はすっかり寝坊し、仕方がないので車を出したがいつ埋まってもおかしくないくらいに道が悪かった。

大雪に埋もれた信号機

なんとか到着して送り出すと、娘は愛らしく笑い、通い続けた学び舎に最後の登校をしていった。

マスク着用が義務ではなくなった卒業式では、半数以上の子たちが顔を出してはにかみながら歩いていた。
娘も同様にマスクを外して、堂々とメインロードを歩いている。

卒業式は滞りなく終わった。なんの問題も起きなかった。校長先生が英語で生徒たちを激励し、生徒会長の文学的な代表挨拶は圧巻だった。

さてこれで、校舎や先生、友人や制服とお別れになる。

娘が巣立つ準備をしなければならない。今年最後のおひなさまをお祝いしようとケーキを買った。

「メッセージは何にしますか?」と聞かれて、「卒業おめでとう」で、と答えた。

卒業おめでとうのプレートが乗ったひなまつりケーキ

猫たちは突然出てきたひな人形に興味津々だった。

去年はまだ1歳に満たない猫たちがなにをしでかすかわからず飾らなかったのだけれど、今年は娘のいる最後の年だしどうしても出したかった。

ひな人形に近づく猫
だれ。このひとたち

階段式になってるのでのぼってしまわないかとヒヤヒヤしたけれど、のぼるほどの隙間はないと判断したのか、匂いを嗅いだだけで終了した。

ひな人形のにおいをかぐ猫
それ、なにもってるの?おやつ?

それよりも人形をしまっていた段ボールの方が気に入ったらしい。
中に入るもよし、上に乗るのもよし。
せっかくひな人形を飾っても、猫たちが段ボールで寝そべったり寛いでいるせいで片付けられない。

段ボールに乗る猫たち
てっきょはゆるさない

そんな3月のはじまり。

そういえば結婚記念日だった。
結婚記念日だけれど、卒業式だったのでなにもしなかった。

そうしたら息子がオムライスをつくってくれたのだった。
折角だから記録しておこうと思う。

うんちの文字が書かれたオムライス
「うんち」と書かれたオムライス。あんまりだと思う。

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