WBCで感動。子供たちは野球チームを作りたがり、猫は汚れた足で部屋を駆け回っている

昨日と今日とWBCに湧く真昼だった。村上宗隆のサヨナラには胸が熱くなったし、大谷の抑えには飛び跳ねて喜んだ。子供のころ、あんなに野球が嫌いだったのに。

札幌に住んでいるけれど日ハムの試合を観に行ったことがない。ダルビッシュがいた時も、大谷がいた時も、観に行く機会は何度もあったけれど(妹に誘われたり小学校の無料観覧など)、どれにも興味を示さなかった。
先日、「エスコンなんとか」の話をしているところに「それなに?」と聞いて場を凍らせた。呆れて誰も答えてくれなかったので自分でググったら新・ファイターズドームのことだった。

だからWBCにも当然さほど興味はなく、知らない間に終わっていることだろうと思っていた。ただ、義実家から「Amazonとアレクサがうまく連動しない」とSOSが来て、それに対処するうちになんとなく見始めてしまい、そのまま最後までみることになった。

ダルビッシュ有、知ってる。大谷翔平、知ってる。栗山監督、知ってる。村上宗隆、佐々木朗希、聞いたことある。聞いたことある。山田哲人、バラエティで見たことある。ヌートバー、知らないけどニュースで大いに沸いている。

ということで、どんどん興味が増幅していった。実は野球のルールは普通に知っている。親に無理矢理叩き込まれたから。だから、にわかだけど楽しかった。すごく暖かくて、感動した。ありきたりな言葉だけど、とても。

午後、子供たちが集まって野球をやっていた。大人になったら野球チームを組もうと話しているのが聞こえた。

「どんな名前にする?」

「少年ホームランは?」

「いいね!」

いいね、少年ホームラン。お母さんもいいと思うよ。

可愛すぎる猫

猫たちは静かにベランダを眺めていた。野球には全然興味がないし、「朝ご飯が終わったのだからさっさとベランダに出して欲しい」そんな背中に見えた。

これは別日。雪解けでぬれたベランダを眺める猫

春分の日を過ぎた札幌は、日中17℃まで気温があがり春に足音をしっかり響かせていた。

猫が汚れたベランダに飛び出していき、汚れた足で入ってくる。こっちはWBC見てるし、面倒なのでそのままにしていたら、それでいいんだと勘違いして何度も出入りしては、部屋中を駆け回っていた。仕方がないのでブラーバ(自動掃除機)を作動したら、不愉快そうにロフトに消えた。

ブラーバを上から凝視する猫

今日はとてもいい日だったということで。

あれ、そういえばアレンはどこだ?

ここだにゃー!

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