ふわふわの尻尾をかきわけた日曜の夕暮れ

昨日は日曜日。
その夕方に、ビビのお尻が臭いと息子が言い出し、嗅ぐと本当に臭い。
なんというかカメムシみたいな匂いがする。
試しにアレンのお尻を嗅いでみるがなんともない。

尻尾をめくってみてもなにもないので、
ああ、これはあれだ、
分泌腺から出た液が溜まってうまく輩出されないやつだ。
時間が経てば自力で舐めてきれいにすることだろう、と思った。

ぼくがなにか?

と思っていたけれど、テーブルにあがって座り込み、
家族団らんの最中に臭い匂いをまき散らすので結構きつい。
せめて下に降りてくださいよ。と、ビビを抱えてそっと床に抱き下ろしてはみるけども、
「間違っておろされちゃったみたい」って感じでそそくさとあがってくる。

あがってくると息子が、よせばいいのにお尻の匂いを嗅いでは
「くさいくさい」と騒ぎ立てる。
くさいから嗅いでみろと家族にいいより、夫が嗅いで「〇〇の靴下の匂いだ!」とか騒いでいる。
男どもはまったく。

とはいえ気になるので、少しお尻を拭いたろか、と尻尾をめくってよくよく肛門をみてみたら、
え、ついてる。

肛門のすぐそばに、ブツがついているではないか。
毛がふさふさすぎてよく見えなかったのだ。
毛がふさふさすぎてうんこをくっつけて歩くことがアレビビはよくある。

でも、うんこだったらうんこの匂いがするはずなのに、
今回はカメムシの匂いだったからそうは思わなかったのだ。
恐らく、そこに付着してから大分放置されていて、完全に熟成されてしまったのだろう。
燻製のごとき。

いったいいつから。
あのときもあのときもと脳裏をよぎるが今更考えたとて仕方がない。
仕方がないので考えるのはやめた。

いずれにせよ付着していることがわかればそれは取り去らないといけない。

というわけで、お尻を拭いてやろうと抱きかかえてウエットティッシュでペロンとしたが、
なぜかとれない。時間が経ちすぎてしっかりと接着しているみたいだ。
しかも普段触られないお尻を急に触ってくるものだから、
「なんだなんだ」とパニックになり、ちょっとだけ怒っている。

それから何度かチャレンジしたが、とにかくふさふさの毛が肛門をたびたび覆い隠すし、
ビビは当然のごとく暴れるしでうまくいかない。
(ビビが興奮しているので「え、大丈夫?大丈夫、ビビ?」みたいにアレンが助けようと間に割って入るので更にうまくいかない)

しょうがないので最後はネットに入れて、暴れるビビを小脇に、ブツを綺麗に取り去ってやった。

昨年11月、雪の降り始め。ベランダに降る冷たい雪を物珍しそうに見つめるアレビビ(左:アレン/右:ビビ)

うんこがついていたことも、それを取ってもらったことも知らないビビは
「なにすんのさ」みたいにぶうたれていたけども、
いやなことがあとは「美味しいものがもらえる」と認識しているので、
現金にもキラキラした目で足元に絡みつきだした。

しょうがないなぁ、とちゅ~るを舐めさせてあげましたとさ……という日曜日の話。

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