アレビビとの出会い<覚え書き>Vol.2

前回からの続き)

かぶとを失い、その不在をひしひしと感じながら過ごしてはいたが、
猫は飼わないと決めていた。
でも……猫を求めてしまう自分がいる。

来たばかりのアレン。まだちっちゃい。まだ緊張している

そもそも……猫は好きだけど、他人の猫にそれほど興味は持っていない。
子猫はもちろん可愛いし、可愛いとか面白いとかの猫動画を見かけると再生してしまう。

でもそれ以上深追いすることはなくて、
次の猫動画を探そう!なんて思わなかった。

……はずなのに、かぶとを失ってから、途端に猫動画を漁る日々となってしまった。

猫って充足されていると必要としないけど、
不足していると麻薬みたいにとんでもないことになるみたいだ。

それで、それまでニュースのピックアップ動画ぐらいしかチェックすることのなかった、
禁断のYouTubeに手を出すこととなる。
そしてそこから、毎日猫動画を見るようになってしまったのだ。

まだスレンダーなアレンの尻尾

気に入ったチャンネルをいくつか持ち、その成長を見守る。

歩けるようになったねぇ
風邪が治ってよかったねぇ
お外に出られてよかったねぇ

孫をみるおばあさんのように、ひとんちの猫で癒される毎日。
YouTubeって素晴らしい。
猫欲が満たされていく……。

こんなにたくさんの猫たちを動画で見られるのだから満足だ。

……って、そう思っていたんだけど。

たくさんの猫を見るうちに、
やっぱりあの、もふもふっとした抱き心地やつやつやの毛並み、ぬくもりを求めてしまう欲が出てきてしまう。
人間ってどこまでも欲深い。

猫除けのトゲトゲを蹴り飛ばして横たわるビビ

(続く……)

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